*日中首脳会談をめぐる動き

*日中首脳会談をめぐる動き

記事年月 2002年9月-11月
号数 17
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック 靖国神社関連
記事タイトル *日中首脳会談をめぐる動き
本文テキスト  小泉首相が検討していた9月訪中が先送りになったことを受け(『ラーク便り』16号17~18頁参照)、日中国交正常化30周年を迎えた9月8日に中国を訪れた川口順子外相は、江沢民国家主席、唐外相とそれぞれ会談した。江主席は日中関係について「歴史から教訓をくみ取れば両国民に有益となり、歴史に背けば損害をもたらす」と改めて歴史認識の重要性を指摘したが、小泉首相の靖国神社参拝には一切言及しなかった。唐外相は「靖国問題を含む歴史の問題」で日中間の共通認識が必要と強調し、川口外相は「小泉首相は苦心の末に8月15日の参拝を避ける決断をした」と理解を求めた(毎日・東京・夕 09/09)。
 また9月20日、曽慶紅・中国共産党組織部長は山崎拓自民党幹事長との会談において、A級戦犯を合祀している靖国神社に小泉首相が参拝することについて遺憾であると述べ、山崎幹事長は「個人的には分祀に一定の理解を持っているが、国内の反対意見は根強い」と説明した。山崎幹事長の中国訪問は首相訪中の地ならしという意味を持っていたが、その点での成果は得られなかった(日経・東京 09/21)。
 翌月にメキシコで行われた日中首脳会談では、江主席は4月に小泉首相が靖国神社に参拝したことについて言及し、「(参拝は)中国国民の感情に触れるということだ。外交辞令でなく率直に申し上げた。」と述べた(毎日・東京 10/29)。
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