*小中学校「道徳」の教科化に対して
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 2月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *小中学校「道徳」の教科化に対して |
本文テキスト | 「道徳の時間」が小学校は2018年度から、中学校は19年度から「特別の教科 道徳」に格上げされる。宗教系私立学校では代替として「宗教」や「聖書」が<当面は認められる>が、今後どう変化していくのか。東京の玉川聖学院は1月22日に「教会セミナー」を開催し、同学院中高等部長(校長)の水口洋氏が「今、キリスト教学校で起こっていること―道徳教育の必修化をめぐって」と題して講演を行った。水口氏は準教科書として用いられる『私たちの道徳』の「4領域24項目」の問題点を5つ指摘し、それに対しキリスト教主義学校や教会が<道徳を超える真理を伝える>ために、「かけがえのない私の発見」などの3点を強調した。また今後、「集団への貢献」(準教科書)という面から「愛国心」の問題が表面化してくることを危惧した(キ6日付。なおク7日付に<2・11特集/道徳の教科化に潜む問題点とは>)。 |