*出雲大社教、依代の返還求め提訴
記事年月 | 2016年4月-6月 |
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号数 | 71 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-1.神道】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *出雲大社教、依代の返還求め提訴 |
本文テキスト | 出雲大社教(島根県出雲市)は2014年9月に同教団から独立した宗教法人「常陸国出雲大社」(旧・出雲大社常陸教会、茨城県笠間市)などに対し、依代(よりしろ)の返還を求める訴訟を松江地裁に起こし、4月11日に第1回口頭弁論が行われた。常陸国出雲大社の宮司が教会長を務める宗教団体「東敬神教会」に対しても、2015年に同教会が閉鎖されたとして、貸与した依代の返還を求めている。訴訟に対して常陸国出雲大社側は、依代の貸与と遷座祭の執行に際して大社教側に300万円以上渡すなどしており、また、民法上の使用貸借契約は結んでいないために返還の義務はないと主張。「宗教心に対する横暴な干渉」として、全面的に争う構えを見せている(読売・島根4/12)。 [→『ラーク便り』68号21頁参照] |