*南部にISの影響か
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | フィリピン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *南部にISの影響か |
| 本文テキスト | 4月9日、南部スールー諸島バシラン島で軍と武装勢力「アブサヤフ」が交戦し、49人が死亡した事件で、スンニ派過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出していたことが14日までにわかった。アブサヤフはISに忠誠を誓っている。軍報道官は、根拠のない宣伝だとして実際の関与を否定しているが、アブサヤフ側の死者にモロッコ人が含まれていたことから、国際的な組織関与を疑う見方もある(朝日5/1ほか)。 4月25日には2015年9月に拉致されたカナダ人男性の切断された頭部が発見された。アブサヤフが南部サマル島のリゾートホテルから連れ去ったもので、カナダ人男性2人、ノルウェー人男性1人、フィリピン人女性1人の4人が人質になっていた。カナダ政府は、もう1人のカナダ人男性も殺害されたとの見方を6月13日に発表した(東京4/27、毎日・夕6/14)。 |