＊「牛肉禁止」法の一部に違憲判決
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | インド |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊「牛肉禁止」法の一部に違憲判決 |
| 本文テキスト | 5月6日、西部マハーラーシュトラ州のムンバイ高裁が、ヒンドゥー教徒が神聖視する牛の食肉処理や所有を禁じる同州の「動物保全法」の一部条項について、違憲判決を下した。同高裁は、2015年の同法改正によって追加された「あらゆる牛肉の所有」を禁止する条項を「個人の自由を侵害する」として違憲とした。モディ政権は国内各州で牛肉禁止を推進しているが、同州では、2014年地方選で勝利したBJP州政権により、雌牛だけでなく雄牛の食肉処理や牛肉の所有を禁止する厳格な法改正が行われていた。判決は牛肉・皮製品で生計を立てるイスラム教徒らに歓迎されているが、州政府は最高裁への上告を行うとみられる（産経5/13ほか）。 |