*最古・最大級とみられる涅槃仏発掘
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | パキスタン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *最古・最大級とみられる涅槃仏発掘 |
| 本文テキスト | 6月、北部カイバル・パクトゥンクワ州の仏教遺跡で、州立ハザラ大の発掘チームが、国内最大級とみられる涅槃仏の一部を発掘した。発掘現場は世界遺産のタキシラ遺跡から約20km北東のカーンプールの遺跡で、2014年から発掘作業が進められていた。盗掘や遺跡崩落により頭部や上半身が失われているが、全長は約14m、周辺の遺跡の分析から3~5世紀のものと推定され、同国内の涅槃仏としては最古の可能性もある。大きさや年代、素材から、ガンダーラ仏教美術研究にとって重要な発見とみられている(日経・夕6/20)。 |