*タリバン指導者殺害、強硬派が後継
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | アフガニスタン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *タリバン指導者殺害、強硬派が後継 |
| 本文テキスト | 5月21日、米国防総省は、同国の反政府勢力タリバンの最高指導者マンスール師を、アフガニスタンとパキスタンとの国境地帯で殺害したと発表した。タリバンは、和平協議再開直後の2015年7月に組織の創始者オマル最高幹部の死亡と、マンスール師の最高指導者就任を発表していた。同師は就任後、北部クンドゥズ州を制圧したほか、4月には首都カブールで大規模テロを起こすなど政権との対決姿勢を強めていた(毎日5/23ほか)。5月25日までに、タリバンは副指導者でタリバン法廷の元責任者マウラウィ・ハイバトラ・アクンザダ師を最高指導者に選出したと発表した。穏健派指導者就任による和平進展を期待する見方もあったが、強硬派のマウラウィ師就任後、6月にもタリバンによるテロが各地で相次いだ(毎日6/21ほか)。 |