*イタリア人宣教師シドッチの遺骨発見か

*イタリア人宣教師シドッチの遺骨発見か

記事年月 2016年4月-6月
号数 71
媒体 国内
大分類 【A-4.キリスト教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *イタリア人宣教師シドッチの遺骨発見か
本文テキスト  東京都文京区の「切支丹屋敷」跡地で出土した遺骨が、「最後のバテレン」といわれるイタリア人宣教師シドッチのものとみられることが、4月4日、明らかになった。シドッチは1708年、屋久島に渡航し、捕えられて江戸に送られた。博識なシドッチを尋問した新井白石が『西洋紀聞』を著したことで知られる。その後もシドッチは屋敷に幽閉され、世話役の日本人夫妻を入信させたとして地下牢に移され、1714年、病没した。跡地からは3人の遺骨が見つかり、うち1人はほぼキリスト教の様式に則って埋葬。DNA鑑定の結果イタリア人男性と推定され、身長もシドッチとほぼ一致した。残る2人の遺骨は世話役の日本人とみられるが、特定できなかった(日経・東京・夕4/5ほか)。
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