*バチカン図書館、キリシタン弾圧の複製史料を南島原市に提供
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
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| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *バチカン図書館、キリシタン弾圧の複製史料を南島原市に提供 |
| 本文テキスト | 長崎県南島原市が、ローマ教皇庁のバチカン図書館から島原半島ゆかりの史料の複製を提供されることが決まった。同市が3月20日から28日にかけて中学生をローマへ派遣した際、同行した市職員が図書館と交渉し、提供の承諾を得た。提供されるのは「内堀作右衛門奉答書」など3点。「奉答書」は禁教令下の1620年、前年に激励の手紙を送ってきた教皇パウルス5世に対して、福者の作右衛門が信徒を代表して送った返書で、当時のキリシタン弾圧の厳しさがうかがえるという。同図書館からの複製史料提供は、2015年の「口之津連判状」に続いて2度目となる。史料は今後有馬キリシタン遺産記念館に展示される予定(長崎・長崎4/15)。 [→『ラーク便り』63号26頁参照] |