*「隠れキリシタンの鍔(つば)」30点余を確認
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
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| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *「隠れキリシタンの鍔(つば)」30点余を確認 |
| 本文テキスト | 澤田美喜記念館(神奈川県中郡)が所蔵している日本刀の鍔367点のうち、30点余が「隠れキリシタン」の所持していたものと鑑定され、5月10日から展示が始まった。鑑定を行ったのはNPO日本刀剣保存会の理事らで、2015年11月から調査を行っていた。その結果、48点を「キリシタン鍔」と鑑定。戦国時代のものが十数点、豊臣政権による禁教以後のものが30点余と分類した。十字の意匠が巧妙に隠されていることから隠れキリシタンの信仰を示していると判断したという。ただしキリシタン史の専門家は、「キリスト像が鍔の内部に隠されている1点はキリシタンのものと言えるが、残りは慎重な検討が必要だろう」と話す(朝日・東京・夕5/10ほか)。 |