*避難民をバチカンに受け入れ
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | ギリシャ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *避難民をバチカンに受け入れ |
| 本文テキスト | 4月16日のレスボス島訪問を終え、教皇は帰路の教皇特別機に避難民3家族12人(うち未成年6人)を搭乗させた。訪問の1週間前に教皇庁が提案したもので、教皇は即決したという(産経4/18)。バチカンとギリシャ、イタリアの間での事前調整で、必要な法的書類を所持し、かつ未成年を含む家族が選ばれ、全員がイスラム教徒である。経済的な援助は教皇庁が行い、実務的な手続きや生活支援はローマに本部があるカトリックの信徒団体「聖エジディオ共同体」が行う。同団体は、社会的弱者を含む家族やシングルマザーを中心にシリア難民の保護にあたっており、活動にはイタリア福音派教会連盟も参画している(カトリック4/24ほか)。6月16日にも、9人の避難民がバチカンに受け入れられた(東京・夕6/18)。 |