*イスラム系移民への配慮で畜産農家ら苦悩

*イスラム系移民への配慮で畜産農家ら苦悩

記事年月 2016年4月-6月
号数 71
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 ドイツ
トピック
記事タイトル *イスラム系移民への配慮で畜産農家ら苦悩
本文テキスト  イスラム系移民の増加により、ソーセージなど豚肉料理を提供しない公共食堂や学校、幼稚園が増加し、畜産農家や精肉店主は頭を悩ませている。豚のマークの書かれたトラックで食材を納入に行き、保護者に咎められたケースもあるという。3月、農業が盛んなシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州で、国政与党「キリスト教民主同盟(CDU)」の州議会議員が「ドイツの食文化である豚肉を公共食堂のメニューに残すべき」と議会に提案したところ、インターネット上で嘲笑を浴びせられた。業界関係者は、マイノリティへの配慮はさることながら、豚肉の扱いについて真剣な議論があってよいはずと話す(東京・夕5/9)。
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