*教皇がスンニ派権威と会談
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
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| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
| トピック | |
| 記事タイトル | *教皇がスンニ派権威と会談 |
| 本文テキスト | 教皇は5月23日、イスラム教スンニ派で最高の権威とされるエジプトのアズハル大学の指導者アフマド・エルタイーブ師と会談した。教皇と同大学指導者の公式対話は1998年に始まったが、前教皇ベネディクト16世が2006年にイスラム教と暴力を結びつける発言を行ってから停滞し、2011年に同教皇が中東でキリスト教徒が迫害されていると発言したことで、アズハル側から打ち切られていた。今回の対話はバチカン側からの招請で実現したもので、教皇は会談の冒頭に「われわれの対面こそがメッセージになる」とコメントした。教皇は国家元首との会談では机を挟んで向き合うが、今回は教皇がエルタイーブ師の横に座る形で行われた(カトリック6/5ほか)。 |