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両陛下は4月3日、神武天皇陵(奈良県橿原市)での式年祭「山陵の儀」に臨まれた後、橿原神宮(同市)を参拝された。随従皇族として秋篠宮ご夫妻が同行している。式年祭は、歴代天皇の崩御から3年・5年・10年・20年・30年・40年・50年・100年、それ以降は100年おきに営まれる祭典であり、同日は初代天皇とされる神武天皇が崩御したと伝わる日から、新暦による換算で2600年にあたる。同式年祭が行われたのは1916年以来100年ぶり。同日午前には皇居・宮中三殿にて式年祭「皇霊殿の儀」が行われ、皇太子ご夫妻が両陛下の名代として拝礼された。雅子さまが宮中祭祀に参列されたのは、2009年1月7日の「昭和天皇二十年式年祭の儀」以来7年ぶりとなった(産経・東京4/4ほか)。 また、同日には同神宮にて「神武天皇二千六百年大祭」が営まれ、全国から約3千人が集まった。同月11日から17日まで、同神宮周辺では「春の神武祭」が開催され、「神武東征」をテーマにした映像が同神宮の外拝殿の屋根に3Dマッピングで映し出されるとともに、コンサートや参道パレードも行われた(WEEKLY Naranichi・奈良4/8ほか)。 |