＊フロリダ州のナイトクラブで銃乱射テロ
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
| 国名 | アメリカ |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊フロリダ州のナイトクラブで銃乱射テロ |
| 本文テキスト | フロリダ州オーランドの同性愛者向けナイトクラブで6月12日未明、男が銃を乱射する事件が発生し、49人が死亡、53人が負傷した。警察官との撃ち合いで死亡したオマル・マティーン容疑者は米国生まれで両親がアフガニスタン出身、「イスラム国（IS）」に忠誠を誓い、同性愛者への嫌悪を公言していた。IS傘下のラジオ局「アルバヤン」は13日、犯行声明を出したが、米連邦捜査局はISによる具体的な関与や指示があった形跡はないと発表した（朝日・夕6/13ほか）。 同事件は米大統領選挙にも影響。イスラム教徒の一時入国禁止を主張してきた共和党指名候補のドナルド・トランプ氏は、同事件をもって自身の主張を正当化し、イスラム系移民受け入れの厳格化を訴えたほか、銃規制には効果がないとした。一方、民主党指名候補のヒラリー・クリントン前国務長官は銃規制強化やイスラム教徒との連携を主張したほか、同性愛者向けクラブが狙われたことを重視し、性的少数者差別撤廃に向けて、同性婚に否定的な共和党と論争していく考えを示した（読売6/13ほか）。 |