*真宗2派と解放同盟、経典の差別語を協議
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
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| 号数 | 71 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 4月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *真宗2派と解放同盟、経典の差別語を協議 |
| 本文テキスト | 浄土真宗本願寺派と真宗大谷派が、経典内の差別表現をめぐり、それぞれ部落解放同盟中央本部および同広島県連合会と進めてきた協議が大詰めを迎えている。根本聖典・浄土三部経の一つである『観無量寿経』にはインドの被差別民を意味する「栴陀羅(せんだら)」という語が出てくるが、両派は江戸時代以来、これを「日本における穢多、非人」と注釈してきた。対応を求める解放同盟側は「昨今の社会情勢の中で、経典の差別表現がヘイトスピーチにも利用されかねない」などと懸念する。本願寺派は2013年から2015年1月までに5回の協議を重ね、大谷派は2015年6月に委員会を立ち上げて検討してきており、対応が注目される(29日付)。 |