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改憲に向け活動する諸団体が5月3日を中心に各種行事を行った。神社新報1面トップは、神社本庁も参画する「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(民間憲法臨調)と「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が5月3日に東京で開いた18回目のフォーラム。テーマは「各党に緊急事態に対応する憲法論議を提唱する」。安倍首相はビデオメッセージで、改憲を拒否するような「思考停止に陥ってはならない」と来賓挨拶を行った。「国民の会」の打田文博事務総長は同会の国民運動による以下の成果を発表した。(1)全都道府県レベルでの同会設立、(2)33都道府県での地方議会決議、(3)427人の国会議員署名、(4)700万2501人の改憲賛同署名(いずれも4月25日現在)。同紙4面は以下の2つの団体の動きを報道。超党派の議員で組織する新憲法制定議員同盟は5月2日に東京の憲政記念館で大会を開き、自由民主党、民進党、公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の議員が<改憲の決意を語った>。また新しい憲法をつくる国民会議は5月3日に東京で集会を開き、清原淳平会長は「非常事態対処規定」の必要性を強調した(16日付。関連として同日付に「昭和の日をお祝いする集い」と「主権回復記念日国民集会」の記事。2日付に神道政治連盟役員会<改憲や参院選などを見据え>の記事あり)。 |