*靖国神社宮司の発言が波紋を呼ぶ

*靖国神社宮司の発言が波紋を呼ぶ

記事年月 2016年7月-9月
号数 72
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *靖国神社宮司の発言が波紋を呼ぶ
本文テキスト  靖国神社の徳川康久宮司がインタビュー記事で語った発言が波紋を呼んでいる。記事は共同通信が6月に配信したもの。同社は戊辰戦争における薩摩藩・長州藩の側を「官軍」、徳川家や会津藩の側を「賊軍」とし、「官軍」のみを祀っているが、徳川家の末裔にあたる同宮司は「私は賊軍、官軍ではなく、東軍、西軍と言っている。幕府軍や会津軍も日本のことを考えていた。ただ価値観が違って戦争になってしまった」と発言。神社の公式見解を修正することや、幕府軍側の人びとを合祀する可能性は否定したが、賛否両論が起こった(週刊ポスト7/1ほか)。 たとえば衆議院議員の亀井静香氏と作家の石原慎太郎氏は、対談のなかで徳川宮司の立場に賛同。幕府軍や会津軍の人びと、西南の役で死んだ西郷隆盛らを祀るように主張した(月刊日本8月号)。
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