*伏見稲荷大社、外国人の人気が上昇

*伏見稲荷大社、外国人の人気が上昇

記事年月 2016年7月-9月
号数 72
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *伏見稲荷大社、外国人の人気が上昇
本文テキスト  近年、外国人観光客のあいだで伏見稲荷大社の人気が上昇している。旅行の口コミサイト「トリップアドバイザー」では、2014年から3年連続で「外国人に人気の日本の観光スポット」第1位に選ばれた。その影響で日本人観光客も増加している。人気の理由は、アメリカ映画「SAYURI」のロケ地にも使われたエキゾチックな景観や、JR京都駅からのアクセスが良く、24時間無料で参拝できることにあるという。外国人観光客の増加は周辺の地域経済にも活気を与え、京都府が9月20日に発表した府内の基準地価によれば、同社の周辺の地価は2015年比で26.2%も上昇。商業地で最高の上昇率となった(東京・東京・夕9/9、京都・京都9/21)。 一方、同社の神体山である稲荷山では軽装で入山する観光客が増加し、山岳事故が急増している。2016年は7月末の時点で19件の山岳救助が発生し、うち5件は外国人観光客だった。京都市消防局は参拝時の服装や体調への注意を呼びかけている(京都・京都・夕8/16)。
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