*イラク戦争への参戦を批判
| 記事年月 | 2016年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 72 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | イギリス |
| トピック | |
| 記事タイトル | *イラク戦争への参戦を批判 |
| 本文テキスト | 7月6日、2003年の英米を中心とする有志連合によるイラク侵攻の検証を行っていた独立調査委員会(チルコット委員長)が最終報告書を提出し、誤った情報によって参戦が決定されたと結論づけた。当時、ブレア首相は「フセイン政権は生物化学兵器を45分で使用できる状況にある」と演説し、米国とともに国連の承認なく開戦に踏み切ったが、最終的に兵器は発見されなかった。イラクでは市民10万人が死亡、100万人が難民となり、戦後も宗派対立や民族対立が続いている。報告書提出後の議会では最大野党の労働党から、そのような対立を生じさせたことでテロが活発化し、過激派組織「イスラム国(IS)」が生まれたとの批判が行われた。また、戦死した179人の英兵の複数の遺族が記者会見し、ブレア元首相を殺人罪で告訴すると表明した(読売7/7ほか)。 |