*耐震偽装で地震被害拡大、司教が批判
| 記事年月 | 2016年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 72 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | イタリア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *耐震偽装で地震被害拡大、司教が批判 |
| 本文テキスト | 中部の都市アマトリーチェで8月24日、M6.2の地震が発生し、少なくとも292人が死亡した。25日には文化相が、教会などを中心に文化的に重要な295の建造物が被災し、50が全壊またはそれに近い状態であると発表した。2009年に309人の被害を出したラクイラ地震の後、中世の石造りの教会などは柱や壁にチェーンや金属を埋め込んで補強し、屋根を木などに変えて軽量化することなどが義務付けられたが、倒壊した建物の9割は必要な対策を取っていなかった。耐震偽装疑惑なども浮かび上がっており、30日に現地で行われた国葬では、ポンピリ司教が「地震が人を殺すのではない。人間の行為が殺すのだ」と参列者に訴えかけた(毎日8/31ほか)。 |