*「SEALDs(シールズ)」とキリスト教

*「SEALDs(シールズ)」とキリスト教

記事年月 2016年7月-9月
号数 72
媒体 専門紙
大分類 7月
国名 日本
トピック キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞
記事タイトル *「SEALDs(シールズ)」とキリスト教
本文テキスト  日本キリスト教教育学会が6月24~25日に明治学院大学で開催された。24日は「いま、若者たちの声を聞く」と題して社会に関わる3人の学生がフォーラムに招かれた。記事によれば2人は「SEALDs(シールズ。自由と民主主義のための学生緊急行動)」に参加してきた。祖父の代から牧師家庭で育った大野至氏(関西学院大学大学院)の発言。シールズにはキリスト教のバックグラウンドを持つメンバーが多いが、キリスト教の理念について話し合われることはほとんどない。「コンセンサスが取れていないことが大きい。教会で『キリスト者は社会のことに関わるべきではない』と批判を受けるメンバーもいる。でもなぜ自分たちがキリスト者として活動しなければいけないのか、という話は一切しない。触れてはいけないと思っているメンバーが多い」。また岡田喜一氏(慶應義塾大学)も牧師家庭で育ち、沖縄に行ったことにより社会問題についての考えの違いに触れ、<キリスト教という枠組みで行動することに疑問が深まったという>。なお25日は「キリスト教教育は何を教えてきたのか―これまでのキリスト教教育に欠けていたもの」のテーマでシンポジウムが行われた(キ16日付)。
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