*四国遍路のエッセーを出版
| 記事年月 | 2016年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 73 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 韓国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *四国遍路のエッセーを出版 |
| 本文テキスト | 四国遍路の案内役の先達(せんだつ)に外国人として初めて公認されたソウル在住の崔象喜(チェサンヒ)さん(41)が、四国遍路中のエピソード等をエッセーにした『四国を歩く女』(韓国語)をソウルで出版した。11月1日に発売されたこのエッセーを通して崔さんは、「お接待の心に触れる旅に出て、日本を見つめ直してほしい」と願っている。遍路道沿いにハングルの道案内シールを貼った時にはバッシングを受けもしたが、遍路では多くの人に励まされ、「お遍路で出会えたのはいい人ばかり。本を読んで本当の日本人の姿を知ってほしい」と述べている。2006年に事故死した旅行好きの父を供養するために巡礼の旅を思いついた崔さんは、インターネットで四国遍路を知り、2010年春から歩き遍路に出た。13年には各寺でつくる四国八十八ヶ所霊場会(香川県善通寺市)から先達に公認され、これまで6回の結願(けちがん)を重ねている(読売・大阪・夕11/16ほか)。 |