*日系金融企業がイスラム金融ファンド立ち上げ
| 記事年月 | 2016年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 73 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | ブルネイ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *日系金融企業がイスラム金融ファンド立ち上げ |
| 本文テキスト | 日本の金融サービス企業SBIホールディングスがブルネイ政府と共同でイスラム金融ファンドを設立した。イスラム法は利子の受け渡しを禁じているため、出資金による事業から生じた利益を出資者・事業者間で予め合意された比率の配当金として分配する手法を取るなど、宗教法に則った資金調達手段を求める声がイスラム圏にはある。そうした声に応えた形の今回のファンドへの出資にはブルネイ政府のみならず、サウジアラビアのジッダを拠点とするイスラム開発銀行(Islamic Development Bank)も参加。今後も投資家からの出資を募り、1企業につき数億~10数億規模の投資を計画中。SBIは2010年にも同じくイスラム金融に基づいてインドネシアの大手企業に投資しており、今回のファンド立ち上げはこれまで以上に規模の大きなものとなる(日経11/5)。 |