*市重文の大日如来坐像、弥勒菩薩と判明
| 記事年月 | 2016年10月-12月 |
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| 号数 | 73 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-2.仏教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *市重文の大日如来坐像、弥勒菩薩と判明 |
| 本文テキスト | 大日如来坐像として広島県福山市の重要文化財に指定されていた仏像が実際は弥勒菩薩坐像だったと判明し、同市の教育委員会は10月5日、名称を「木造弥勒菩薩坐像」へ変更した。仏像は14世紀のもので、同市の明王院にある五重塔に安置されている。 市教委は1993年、印の組み方などから大日如来と判断して重文に指定。しかし2005年に調査を行った広島大の研究者から、仏像の手に弥勒菩薩を象徴する宝塔を持っていた痕跡があると指摘を受けた。明王院から再確認の申し入れを受けて市教委が2016年8月に調査し、弥勒菩薩と確認。市教委は「指定当時の調査が甘かったと言わざるを得ない」と謝罪している(毎日・大阪10/6ほか)。 |