*アザーンへの「騒音規制」法案、首相が支持
| 記事年月 | 2016年10月-12月 |
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| 号数 | 73 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| 記事タイトル | *アザーンへの「騒音規制」法案、首相が支持 |
| 本文テキスト | 11月13日、国内の礼拝施設においてスピーカーの使用を禁止する法案にネタニヤフ首相が支持を表明し、議会での審議に回された。法案は特定の宗教を対象にしたものではないが、礼拝の呼びかけにスピーカーを用いるのはイスラム教のアザーンだけ。同首相は「あらゆる宗教に属する市民から、ムアッジン(礼拝の呼びかけ役)による過度の騒音に関して不満が寄せられている」と述べ、「騒音」であるアザーンから市民を守るのが目的だと主張する。この法案はパレスチナ側からの反発を招いただけでなく、安息日の始まりを知らせるサイレンの使用にも規制が及ぶことを危惧するイスラエル国内のユダヤ教超正統派からも反対の声が上がり、これを受けて審議は中断している(Newsweek11/29ほか)。 |