*極右党首が憎悪扇動で有罪、支持は衰えず
記事年月 | 2016年10月-12月 |
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号数 | 73 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | オランダ |
トピック | |
記事タイトル | *極右党首が憎悪扇動で有罪、支持は衰えず |
本文テキスト | 2014年の地方選挙の応援演説で、極右政党「自由党(PVV)」のウィルダース党首がモロッコ系移民に対して侮辱的な発言をしたことにつき、12月9日、スキポールの裁判所は憎悪扇動などの罪で有罪判決を下した。同党首は2017年3月の総選挙に向け、モスクやイスラム系教育施設の閉鎖、コーラン禁止、イスラム教徒の移住禁止を公約している(読売12/10ほか)。アムステルダム大学のファン・スパニエ教授は、裁判はPVVへの注目度を高め、党の宣伝になっているとの見方を示す。12月18日の世論調査ではPVVが首位となる予測が出た(150議席中36議席)。ただし連立を組む政党がないため、政権には参加できない可能性が高い(朝日12/27)。 |