*埋葬と火葬について新指針
記事年月 | 2016年10月-12月 |
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号数 | 73 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
トピック | |
記事タイトル | *埋葬と火葬について新指針 |
本文テキスト | 教皇庁教理省は10月25日、死者の埋葬(土葬)と火葬について、埋葬を優先するが1つの選択肢として火葬を容認するとした上で、遺骨や遺灰は教会の墓地など、神聖な場所に安置するのが望ましく、散骨や分骨、自宅での遺骨の保管は認められないとする指針を公表した。ただし、各国固有の文化状況などにより「重要で例外的な」場合は、司教協議会の許可を得て遺骨を自宅に置くことができると付言されている。カトリック教会は1963年に火葬を容認しており、近年ではイタリアなどでも火葬が2割を占める。しかし遺骨や遺灰の扱いについては規定がなかったため、指針を示すことが求められていた(カトリック11/6ほか)。 |