*クリスマスの世俗化とトランプ氏の反発
記事年月 | 2016年10月-12月 |
---|---|
号数 | 73 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | アメリカ |
トピック | |
記事タイトル | *クリスマスの世俗化とトランプ氏の反発 |
本文テキスト | 米国各地において、クリスマスのキリスト教色を薄める動きが広がっている。テキサス州では、公立学校の壁に貼られたクリスマスのポスターが政教分離の原則に反するとして訴えられた。インディアナ州ナイツタウンでは、公共空間に置かれたクリスマスツリーの十字架に対しアメリカ市民自由連合(ACLU)が訴えを起こし、12月12日に十字架は取り除かれた(The Japan Times12/20ほか)。このようなクリスマスの世俗化の象徴として、近年では「メリークリスマス」の代わりに「ハッピーホリデーズ」という挨拶が定着してきている。他方で、米国大統領選挙に当選したドナルド・トランプ氏は「皆さん、メリークリスマス。これからは再び、そうやって言えるようになったんだ」と演説の中で述べるなど、こうした風潮を覆す姿勢を見せている(読売12/25ほか)。 |