*ハロウィン化する「死者の日」
記事年月 | 2016年10月-12月 |
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号数 | 73 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | メキシコ |
トピック | |
記事タイトル | *ハロウィン化する「死者の日」 |
本文テキスト | 首都メキシコシティで10月29日、伝統行事である「死者の日」のパレードが開催された。巨大な骸骨の操り人形や踊り子、アステカの戦士に扮した一群などが列をなしたが、近年この行事は変化を遂げているという。『ジャパン・タイムズ』紙によると、伝統的な「死者の日」は死者を悼むために、祭壇に食べ物を供えたり、墓地に集まって故人について語り合ったりするものであった。しかし近年では、ゾンビや魔女の仮装行列が行われるなど、米国のハロウィンに似た形へ変わってきている。イベロアメリカ大学のホアンナ・アンヘル教授は「外国から持ち込まれたものが、死者の日を祝う仕方に最も影響を及ぼしています」と述べ、主に米国の影響でこうした変化が起きているとした(The Japan Times10/31)。 |