*「飛び梅」のクローンが里帰り
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-1.神道】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *「飛び梅」のクローンが里帰り |
本文テキスト | 北野天満宮(京都市上京区)のご神木「飛び梅」からクローン技術を用いて組織培養された苗木2本が、3月、同宮に里帰りした。「飛び梅」は「紅和魂梅(べにわこんばい)」とも呼ばれ、かつて太宰府に赴任した菅原道真を追いかけ、京都から一晩にして主人のもとへと飛んだという伝説を持つ。「飛び梅」の培養は、梅の病気に対する保全策として住友林業が2012年に着手したもの。3年がかりで芽を増殖させて育てた。また、培養の過程で「飛び梅」の根と幹の部分でDNA型が異なることが判明し、およそ350年前に接ぎ木された可能性が示されている。同宮宮司は接ぎ木の可能性について「梅の木が歴史的に受け継がれてきた証し」「先人が接ぎ木して大切に守ってきたのだろう」とし、今後も「飛び梅」の種の保存を続ける旨のコメントをしている(産経・京都3/14、読売・京都3/17)。 |