*貧困ビジネスで寺院に行政処分

*貧困ビジネスで寺院に行政処分

記事年月 2017年1月-3月
号数 74
媒体 国内
大分類 【A-2.仏教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *貧困ビジネスで寺院に行政処分
本文テキスト  さいたま市は1月26日、生活保護受給者の生活保護費を不当に徴収していたとし、同市内で計5ヶ所の宿泊所を経営する宗教法人「善弘寺分院宗永寺」(東京都足立区)に対して、市内での施設新設や新規入居者の受け入れを禁じた。市生活福祉課によると、同寺は遅くとも2006年3月から無料・低額の宿泊所を経営。報道によれば、同寺は路上生活者に部屋や食事を提供すると声をかけて宿泊所に連れていき、3畳ほどの部屋と簡素な食事を毎日与える代わりに金銭管理契約を結ばせ、毎月の生活保護費を受給直後に徴収していた。生活困窮者から生活保護費を搾取する「貧困ビジネス」を規制する条例に基づき、施設の新設が制限されるのは初めて(東京・東京1/27、東京スポーツ・東京1/29)。
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