*道鏡ゆかりの寺院塔跡を発掘
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *道鏡ゆかりの寺院塔跡を発掘 |
本文テキスト | 2月9日、称徳天皇とその寵愛を受けた道鏡によって建立された由義(ゆげ)寺跡とされている東弓削(ゆげ)遺跡(大阪府八尾市)で、奈良時代後半のものとみられる塔の基壇跡が見つかったと市教育委員会が発表した。基壇跡は時期、規模、立地などから『続日本紀』に記述の残る同寺の塔跡とほぼ断定された。20m四方の大規模なもので、最も格式高い国営寺院だった奈良市の大安寺の七重塔跡と同規模。市教委は高さ70m級の七重塔だったと推定している。基壇周辺で発見された壁土や瓦などには強い火を受けた痕跡があり、塔は遅くとも鎌倉時代より前に焼失したとみられている(読売・大阪2/10、朝日・東京2/10ほか)。 |