*絵馬に個人情報保護シール
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *絵馬に個人情報保護シール |
本文テキスト | 全国の寺社で、絵馬に記された願いごとや氏名、住所を隠すためにシールを貼る動きが広がっている。瞬時に情報が拡散する現代のインターネット事情を背景に、個人情報保護の意識が高まったことによる。 下鴨神社は、2005年ごろから希望者に絵馬の願いごとを書く面を覆うシールを配布しており、現在では9割以上の人がシールを使うという。また、2015年からシールを配布している群馬県高崎市の少林山達磨寺でも、現在は半数がシールを貼る方を選ぶ。こうした動きをとらえ、東京都の男性僧侶が2016年11月に「神のみぞシール」と銘打ってつくったシールはツイッターで話題になり、1ヶ月足らずで数百枚の希望があった。専門家は「今後は個人情報保護のための対応をする神社や寺が増えるのではないか」としている(上毛・前橋1/3ほか)。 |