*無形民俗文化財の伝統行事、20県で60件が休廃止
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *無形民俗文化財の伝統行事、20県で60件が休廃止 |
本文テキスト | 1月3日、都道府県が無形民俗文化財に指定した伝統行事のうち、継続的な実施が困難となり休廃止されたものが20県で計60件あることが、共同通信の調査で判明した。廃止された行事は4県で計6件、休止・中止された行事は17県で計54件だった。文化庁によれば、都道府県指定の無形民俗文化財は2016年5月時点で1651件。 調査は2016年11、12月に全都道府県を対象として実施された。現在の文化財保護の制度が整った1975年以降に、実施されなくなったが再開の可能性があり文化財指定を維持している行事(休止・中止)と、実施されなくなり指定を解除した行事(廃止)の数を尋ねた。国の文化財指定を受けて都道府県指定を解除したものは除いている。休廃止が多かった県への聞き取りでは、少子化や過疎などによる担い手の減少が理由として挙げられた(日経・東京1/4ほか)。 |