*大槌町に身元不明の遺骨の納骨堂が完成
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *大槌町に身元不明の遺骨の納骨堂が完成 |
本文テキスト | 東日本大震災の際に津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町で、2月19日、町内で発見された身元不明者の納骨堂が完成した。同町では津波襲来後に大規模火災が発生したため、DNA鑑定を実施できない遺骨が多く残っている。遺骨は震災直後には数百柱あり、身元が判明すれば順次遺族らに引き渡してきた。しかし2015年度を最後に引き渡しは途絶えており、現在も70柱が身元不明のまま。これは被災3県の市町村の中で最多だという。19日に納骨堂が完成すると、これまで町内の3つの寺院で保管されていた遺骨70柱が運び込まれ、追悼式典が行われた(岩手日報・盛岡2/20ほか)。 [→『ラーク便り』64号23頁参照] |