*住宅街で古代ファラオ像発見
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | エジプト |
トピック | |
記事タイトル | *住宅街で古代ファラオ像発見 |
本文テキスト | エジプトとドイツの考古学チームが首都カイロで古代ファラオの巨像の頭部と胸部を発掘したと、3月16日に考古省が明らかにした。像は珪岩製で、全体の大きさは9mと推測される。発見されたのは労働者の多い住宅街マタリーヤ地区で、古代の太陽神信仰の中心都市ヘリオポリスの一部にあたる。胸部に記された象形文字からエジプト第26王朝のファラオ、プサメティコス1世(紀元前664~同610年)の像である可能性が指摘されており、イナニ考古相によると、ヘリオポリスで見つかった文化財の中でも最も大きいものの一つだという。像は今後修復作業などを経て、日本政府の援助を受けて建設中の「大エジプト博物館」に展示される予定(東京・夕3/21ほか)。 |