*高山右近に「福者」の称号

*高山右近に「福者」の称号

記事年月 2017年1月-3月
号数 74
媒体 国内
大分類 【A-4.キリスト教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *高山右近に「福者」の称号
本文テキスト  2月7日、キリシタン大名・高山右近(1552~1615)にカトリックの「福者」の称号を与える列福式が、大阪市の大阪城ホールで行われた。約1万人の信者らが参列した。ローマ教皇庁から派遣されたアンジェロ・アマート枢機卿が教皇代理として、「高山右近を福者の列に加える」と教皇書簡を朗読し、福者認定を宣言。カトリック教会は右近が亡くなった2月3日を記念日とし、今後は毎年祈りをささげるという(北國・金沢・夕2/7ほか)。 9日には右近ゆかりの地、石川県金沢市にあるカトリック金沢教会で、右近が「福者」に列せられたことに感謝するミサが同枢機卿を迎えて執り行われ、信者約300人が参列した。同教会には日本カトリック司教協議会から、右近の聖遺物であるチョッキの裏地の一部が贈られた。聖遺物は全国を巡り展示されたのちに同教会に安置される。また、右近の列福に伴い、右近をテーマとするツアーやミュージカル、美術展などのイベントが相次いで計画され、まちおこしに繋がるとして注目されている(北國・金沢2/10ほか)。
→『ラーク便り』70号26頁参照
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る