*容疑者は過激主義に感化された改宗者
記事年月 | 2017年1月-3月 |
---|---|
号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | イギリス |
トピック | |
記事タイトル | *容疑者は過激主義に感化された改宗者 |
本文テキスト | 3月22日、英国国会議事堂近くのウェストミンスター橋で四輪駆動車が暴走し、通行人2人が死亡した。車は国会議事堂の柵に激突し、実行犯は制止した警官を刺殺したところで、別の警官に射殺された。実行犯(52)は英国生まれの南アジア系移民2世で、過激主義に傾倒してイスラム教に改宗したとみられる。名前を何度も変えているが、一時期、過激派の説教師チャウダリー服役囚と同じ「チャウダリー」という姓を名乗り、同服役囚が頻繁に集会を開いていたルートンに居住していた。英国にはルートンなど、過激派組織「イスラム国(IS)」への参加者が極端に多い町がある。ベルギーでも同様の現象が起きていることから、ロンドン大学キングス校過激化研究国際センターのニューマン教授は、インターネットを通じた過激化だけでなく、人と人のつながりによる過激化への注意を促した(毎日3/26ほか)。 |