*カトリック教会と政府の関係が悪化
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | ベネズエラ |
トピック | |
記事タイトル | *カトリック教会と政府の関係が悪化 |
本文テキスト | 政権の推進する社会主義的政策の支持者による、カトリックの教会や信者に対する攻撃や嫌がらせが増加している。1月末には、首都カラカスのサンペドロ・クラベル教会に集団が押し入り、ミサ中の神父に対して口汚い罵声を浴びせる事件が起きた。押し入ったのは地域社会の行事などを主催する集団で、政府を支持しない人々を脅したり、暴力をふるったりしているという。また3月ごろには、バルキシメト教区の大司教が政府の政策を批判した際に、周辺で大司教に対する抗議集会が行われた。ロス・テケス教区のペレス・モラレス名誉大司教は、「こうしたことは、全て教会に敵対する政策の一環なのです」と、政府が一連の攻撃を後押ししていることを指摘している(カトリック3/26)。 |