*「神社に関する意識調査」20年間の推移

*「神社に関する意識調査」20年間の推移

記事年月 2017年1月-3月
号数 74
媒体 専門紙
大分類 3月
国名 日本
トピック 神社新報
記事タイトル *「神社に関する意識調査」20年間の推移
本文テキスト  神社本庁は2016年10月に第4回「神社に関する意識調査」を実施した(第1回は1996年、第2回は2001年、第3回は2006年)。以下、20年間の意識の推移を踏まえての結果。(1)氏神の認知率は一貫して減少して「知っている」は59.5%に。「知っていてもお参りしない」と「知らない」を合わせると半数を超えた。一方、(氏神が)「地域の人々を守っていてくれる」との意識は45.8%で過去最多。氏神をめぐって二極化がおきている。(2)家庭祭祀で重要な役割を持つ神棚の保有率は20年間で10ポイント下がって41.2%。東京では19%と2割を切った。ただし神棚の有無に限らず、家庭の無宗教化はほかの調査でも指摘されている。(3)伊勢神宮の認知度は98.3%で過去最高。しかし、神宮大麻を受けている人は13.7%にとどまり過去最低であり、21大都市では8.8%、東京区部は1.3%となっている。なお、氏神神礼を受けている人は21.6%。(4)神宮大麻を受けるのは「伊勢神宮へお参りして」が16.5%と20年間で最高。「地域の世話人を通して」は42%に減少した。地域による頒布の陰りと個人的な志向が見られる(13日付。関連として同日付に<伊勢で頒布終了祭 今年は862万662体>)。
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