*仏教各宗派の奨学金事情
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 3月 |
国名 | 日本 |
トピック | 仏教タイムス |
記事タイトル | *仏教各宗派の奨学金事情 |
本文テキスト | 大学の奨学金(返済義務あり)が返済困難になるなど社会問題化するなかで、『仏教タイムス』3月9日付から連載「各宗派に聞く奨学金事情」が開始された。宗門系10大学の初年度学費(入学金含む)は平均で約117万円。例えば曹洞宗の2005年版の宗勢調査によれば法人収入300万円以下が全体の44.9%であり、収入の3分の1以上を納める計算となる(9日付)。 曹洞宗の場合、僧籍取得者で、特定の高校・大学・大学院・仏教専修科の学生・生徒を対象とした「曹洞宗奨学金」(給付型)が代表的。その2017年度の予算は4174万円で、428人の受給を予定(16日・23日合併号)。 天台宗の場合、「天台宗奨学金」(給付型)は、得度して僧籍にある者で特定の高校や大学(大正大学)、あるいは仏教学専攻の者が対象。2016年度は136人に2151万円を給付、2017年度は2300万円を予算計上している(30日付。以降、宗派ごとの記事が続く)。 |