*神事用麻、最初で最後の奉納

*神事用麻、最初で最後の奉納

記事年月 2017年4月-6月
号数 75
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *神事用麻、最初で最後の奉納
本文テキスト  5月30日、栃木県立鹿沼南高校の生徒が、生産体験で栽培加工した麻を日光二荒山神社に奉納した。鹿沼市の麻生産量は全国の約8割を占めるが、近年生産農家数が減少。技術継承のため2014年度から同校で生産体験事業が始められたが、近年違法栽培などの犯罪が相次ぎ、国と県の方針によって2015年12月には、体験を含めた視察・研修が禁止となった。神事の祭具などに年間8キログラムの麻を使う同社にとって、奉納された約2キログラムの麻は貴重。最初で最後の奉納になったことに、同社の宮司は「活動の広がりを期待したが、中止となり残念」と話した(下野・宇都宮5/31)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る