*本願寺派、過疎寺への支援に注力
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *本願寺派、過疎寺への支援に注力 |
本文テキスト | 浄土真宗本願寺派は、檀家の減少や後継者不足といった寺の問題解決に向けた取り組みの一環として、2016年、富山教区と山陰教区に寺を支援するための人員を配置し、さらに石川教区・滋賀教区・四州教区(四国)・安芸教区(広島県)の4教区で2017年度中に支援員を確保する予定とのこと。2014年には廃寺の手続きや財産処分の流れ、必要書類の様式などを説明する「寺院解散の手引き」を作成。同派によると、解散を迫られる寺には、住職の高齢化あるいは死亡により手続きを自力で進めることができないケースが多いという。また建物の維持費や解体費用を工面できず放置された寺は、老朽化による倒壊の危険性をもつだけでなく、第三者によって脱税などを目的に悪用される可能性もある。休眠状態の寺が他宗派でも増え続けるなか、問題を抱える寺に対する支援を整備する必要性が大きくなっているという(富山・富山4/21ほか)。 |