*奈良の「お遍路」復興目指し、御朱印帳作成
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *奈良の「お遍路」復興目指し、御朱印帳作成 |
本文テキスト | 奈良県北部の古寺を巡る大和北部八十八ヶ所霊場専用の御朱印帳が5月に完成した。同霊場は江戸時代中期に制定されたと言われるが、一部の寺院は廃寺や無住になるなどして廃れ、「幻の八十八ヶ所」と言われる。これを復興させるべく、奈良市のまちおこし企画運営会社が中心となって、2016年に復興活動を開始した。御朱印帳の完成は「お遍路」復興に向けた第1弾の企画で、88の札所と番外・別格の7つの寺院をあわせて95ヶ所の御朱印を集めることができる。廃寺になっている寺院については、跡地にある民家で御朱印を受け取ることができる。活動資金を募ったクラウドファンディングでは目標を上回る113万4千円が集まった。東北や関東からも出資者があり、予想以上の反応だったという。今後はガイドブックの作成を予定しており、また、設立が予定されている支援団体には寺院の半分以上が参加を表明しているという(朝日・奈良5/22)。 |