*ペット霊園、国の法律なくトラブルも
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *ペット霊園、国の法律なくトラブルも |
本文テキスト | ペット霊園が全国に広がりを見せているが、関連する国の法律は整備されておらず、規制は各自治体に任されている。動物の死体の火葬・埋葬業者に関する条例を整備しているのは2016年4月時点で159自治体にとどまっており、その他の自治体ではトラブルも起きている。 大阪府枚方市では、窯業目的として氷室財産区から土地を借りた男性が無断でペット霊園「宝塔」を開き、2012年に提訴された。翌年、墓地の撤去を条件に和解が成立。同園は2017年1月末、利用者に説明なく突如閉鎖し、4月から墓石の撤去作業が始まった。園内には約1万体の遺骨が納められていたといい、6月時点では敷地内に遺骨が山積みされている状態だった。利用者たちは「行政はあてにならず、遺族が動く必要があった」として遺族の会をつくり、遺骨の保管先などを検討している。専門家は「ペットを手厚く供養したい人は全国にいる。法でペットの火葬・埋葬業を登録制にしたり、閉園時の手続きを定めたりする必要がある」と指摘する(朝日・大阪6/25ほか)。 |