*琉球人骨問題、研究会発足へ

*琉球人骨問題、研究会発足へ

記事年月 2017年4月-6月
号数 75
媒体 国内
大分類 【A-3.習俗・慰霊】
国名 日本
トピック
記事タイトル *琉球人骨問題、研究会発足へ
本文テキスト  戦前に沖縄県今帰仁村(なきじんそん)の百按司(むむじゃな)墓から持ち出された琉球人の遺骨が京都大学などに75年間以上保管されていた問題について、6月5日に同志社大学で開かれたシンポジウム「琉球人骨問題を考える」では、同問題の理解を深める「琉球民族遺骨返還研究会」を有志で発足させることが確認された。研究会発足後は、京都大学や同じく遺骨を保管しているとされる国立台湾大学に対して情報公開や遺骨の沖縄返還を働きかけていく方針。また、返還のための研究調査や国会議員への働きかけなども行う。研究会代表に就任予定の松島泰勝・龍谷大学教授は「脱植民地化のため、琉球の遺骨返還運動を海外の関係団体と連携しながら取り組んでいきたい」とした(沖縄タイムス・那覇6/6ほか)。
[→『ラーク便り』74号25頁参照
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