*豪、アイヌ遺骨の返還を表明
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *豪、アイヌ遺骨の返還を表明 |
本文テキスト | オーストラリアの博物館に保管されているアイヌ民族の遺骨について、6月8日、駐日豪大使が札幌市の北海道アイヌ協会を訪れ返還の意思を伝えた。具体的な返還方法や返還先については、同国政府と日本政府や同協会が交渉していく。国として返還の意思を表明したのはオーストラリアが初。 ことの経緯は、2016年から2017年にかけて、国立メルボルン博物館と国立オーストラリア博物館に計3体のアイヌ民族の遺骨が保管されていることが判明したことから始まる。遺骨はいずれも頭骨で、1911年から1936年にアイヌ研究で知られる東京帝国大学の小金井良精(よしきよ)名誉教授(1859~1944)がオーストラリアの研究者に送ったものと確認されている(読売・札幌6/9ほか)。 |