*シーア派民兵組織がISからハトラ遺跡を奪還
記事年月 | 2017年4月-6月 |
---|---|
号数 | 75 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イラク |
トピック | |
記事タイトル | *シーア派民兵組織がISからハトラ遺跡を奪還 |
本文テキスト | イスラム教シーア派民兵組織「人民動員隊」が、北西部にあるハトラ遺跡と周辺地域をスンニ派過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還したと4月26日に発表された。ハトラ遺跡は約2千年前に繫栄した古代の要塞都市で、ISのイラク国内最大拠点モスルの南西約100kmに位置する。楕円形の二重城壁や石柱の並ぶ神殿などが発掘され、世界遺産にも登録された。2014年にこの地域を支配したISは遺跡が「背教的」な偶像崇拝にあたると主張し、2015年3月にはハトラ遺跡を破壊したとする映像が公開され、ユネスコが危機遺産に指定していた(東京・夕4/27ほか)。 |