＊レーニンの埋葬問題に注目集まる
| 記事年月 | 2017年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 75 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
| 国名 | ロシア |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊レーニンの埋葬問題に注目集まる |
| 本文テキスト | 4月20日、与党・統一ロシアと極右政党・自由民主党、両党の一部の議員が、赤の広場の廟に安置されているレーニンの遺体を墓地に埋葬するための法案を下院に提出した。レーニンの遺体は定期的に保存液に漬けるなど、エンバーミング処理を施した上で公開されており、モスクワの観光名所になっているが、維持費は年間数千万円にのぼる。独立系調査機関レバダ・センターの4月の調査によれば、回答者の31％が保存の継続を希望、58％が埋葬に賛成しているが、どこに埋葬すべきかについては意見が割れている。また、埋葬に賛成する人の半数が「レーニンを愛する人が傷つく間は待ったほうが良い」と答えた。旧ソ連時代に共産党による弾圧を受けたロシア正教会は以前から埋葬することを主張している（日経・夕6/13ほか）。 |